FileMakerとAPI連携で進める一元管理と業務改善の方法を徹底解説

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監修:神保 和匡

FileMakerエンジニア

企業では、会計・在庫・顧客管理・ECなど、さまざまな業務システムが個別に導入されているケースが少なくありません。

しかし、システム同士が連携していない場合、データの転記や二重入力が発生し、業務効率の低下や入力ミスの原因となります。

また、データが分散していることで、必要な情報をすぐに把握できないという課題も生まれます。

こうした問題を解決する手段として注目されているのが、FileMaker(ファイルメーカー)とAPI連携によるシステム統合と一元管理です。

APIを活用することで、複数のシステムを連携させ、データの自動取得や自動更新が可能になります。

その結果、手作業の削減や業務の効率化だけでなく、データを活用した迅速な意思決定にもつながります。

本記事では、APIの基本知識からFileMakerでAPI連携を行う方法、実際の業務での活用例、導入の進め方や注意点までをわかりやすく解説します。

FileMakerとAPIを活用して、業務の一元管理と業務改善を実現したいと考えている企業は、ぜひ参考にしてください。

目次

1. APIとは?FileMakerでAPI連携を行うための基本知識

企業では、会計・在庫管理・顧客管理・ECなど、複数のシステムを併用するケースが一般的です。

しかし、それぞれのシステムが独立していると、データの転記や二重入力が発生し、業務効率の低下やミスの原因になります。

こうした課題を解決する手段として活用されているのが「API連携」です。

APIを利用することで、異なるシステム同士がデータを自動でやり取りできるようになり、業務の一元管理や自動化を実現できます。

ここでは、FileMakerでAPI連携を活用するために知っておきたい基本知識として、APIの仕組みや役割、FileMaker Data APIの概要、REST APIやJSONといった技術の基礎について解説します。

1.1. APIの仕組みと役割

API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは、異なるソフトウェアやシステム同士がデータをやり取りするための仕組みのことです。

APIを利用することで、あるシステムの機能やデータを別のシステムから利用できるようになります。

たとえば、ECサイトで商品が購入された際に、在庫管理システムや会計システムへ自動的に情報を連携するケースがあります。

これはECシステムと他のシステムがAPIによって接続され、データを自動的に送受信しているためです。

APIの大きな役割は、システム同士を「つなぐ」ことにあります。

これにより、従来は手作業で行っていたデータ入力や情報共有を自動化でき、業務効率の向上やヒューマンエラーの削減につながります。

企業の業務システムでは、顧客管理・販売管理・会計・在庫管理など、複数のツールが利用されることが多いため、API連携は業務をスムーズに運用するための重要な技術となっています。

1.2. FileMaker Data APIの概要

FileMakerでは、外部システムとのデータ連携を行うために「FileMaker Data API」が提供されています。

FileMaker Data API は、FileMaker ServerまたはFileMaker Cloud にホストされたデータベースにアクセスしてデータの取得・登録・更新・削除などを行うことができる仕組みです。

利用するには、対象のデータベースで fmrest 拡張アクセス権 を有効にするだけでなく、サーバー(Admin Console)側で Data API 設定を有効 にしておく必要があります。

FileMaker Data APIを活用すると、以下のような連携が可能になります。

  • WebサービスからFileMakerのデータを取得する
  • ECサイトの注文データをFileMakerに自動登録する
  • 顧客管理システムとFileMakerを連携する
  • 外部アプリケーションからFileMakerの情報を更新する

このように、FileMakerを中心にさまざまなシステムとデータを連携させることで、企業内の情報を一元管理しやすくなります。

また、FileMaker Data APIを活用することで、WebサービスやクラウドシステムとFileMakerのデータを連携させることができ、業務の自動化やデータ活用を進めることが可能になります。

FileMaker Data APIの具体的な仕様や、最新バージョンでの変更点については、こちらの詳細記事も併せてご確認ください。

1.3. REST APIとJSONの基礎

API連携を理解するうえで知っておきたいのが、「REST API(レスト・エーピーアイ)」と「JSON(ジェイソン)」という技術です。

FileMaker Data APIもこれらの技術をベースにして動作しています。

REST APIとは、Webの仕組みを利用してデータのやり取りを行うAPIの形式です。

HTTPという通信方式を利用し、特定のURLにアクセスすることでデータを取得したり更新したりします。

多くのクラウドサービスやWebシステムで採用されているため、現在のAPI連携では標準的な方式となっています。

一方、JSONは、データをやり取りするための軽量なデータ形式です。

人間にも読みやすく、プログラムでも扱いやすいという特徴があります。

API連携では、システム間でデータを送受信する際にJSON形式がよく使用されます。

FileMaker Data APIもREST APIとJSONを利用してデータをやり取りするため、これらの基本的な仕組みを理解しておくことで、API連携の全体像を把握しやすくなります。

APIの基本概念を理解した後は、具体的な実装イメージを掴むのが近道です。

以下の記事では、郵便番号検索APIを例にFileMakerでの設定方法を詳しく解説しています。

2. FileMakerとAPI連携が注目されている理由

近年、多くの企業で業務のデジタル化が進み、さまざまなクラウドサービスや業務システムが導入されています。

しかし、その一方で「システムが増えすぎてデータが分散している」「手作業のデータ転記が発生している」といった課題も増えています。

こうした課題を解決する方法として注目されているのが、FileMakerとAPI連携によるシステム統合とデータの一元管理です。

APIを活用すれば、異なるシステム同士が自動的にデータをやり取りできるようになり、業務の効率化や自動化を実現できます。

ここでは、FileMakerとAPI連携が注目されている背景について、ビジネス環境の変化や技術トレンドの観点から解説します。

2.1. クラウド時代のAPI連携需要

多くの企業では、さまざまなクラウドサービスを業務に活用しています。

会計ソフト、顧客管理システム、ECプラットフォーム、マーケティングツールなど、それぞれの業務に適したサービスを導入することで、効率的な業務運営が可能になりました。

しかし、クラウドサービスは基本的に独立したシステムとして提供されるため、そのままではデータが分散してしまいます。

たとえば、ECシステムに登録された注文情報を会計システムに手入力したり、顧客情報を複数のシステムで管理したりするケースも少なくありません。

そこで重要になるのがAPI連携です。

APIを利用すれば、異なるクラウドサービス同士を接続し、データを自動で共有できます。

FileMakerはこうしたAPI連携のハブとして機能させることができるため、複数のシステムを統合する基盤として注目されています。

2.2. DX時代のデータ統合ニーズ

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進において、企業が重要視しているのが「データ活用」です。

業務データを分析して経営判断や業務改善に活かすためには、データを整理し、統合する必要があります。

しかし、実際の現場ではデータがさまざまなシステムやファイルに分散していることが多く、必要な情報をすぐに取得できないケースもあります。

こうした状態では、データ分析や業務改善の取り組みも進めにくくなります。

FileMakerとAPI連携を活用すれば、複数のシステムに存在するデータを統合し、一元管理されたデータ基盤を構築することが可能です。

リアルタイムでの情報共有やデータ分析がしやすくなり、DX推進の基盤としても活用できます。

2.3. 業務自動化ニーズの拡大

企業では人手不足や働き方改革の影響により、業務の効率化や自動化への関心が高まっています。

特に、手作業によるデータ入力や転記作業は、時間がかかるだけでなく、入力ミスの原因にもなります。

API連携を活用すれば、こうした作業を自動化することができます。

たとえば、ECサイトで注文が入った際に、その情報を自動的にFileMakerのデータベースに登録し、在庫や売上データを更新するといった処理も可能です。

FileMakerは業務システムを柔軟に構築できるため、APIと組み合わせることで企業の業務フローに合わせた自動化を実現できます。

担当者の負担を軽減し、より付加価値の高い業務に集中できる環境を作ることができます。

2.4. ローコード市場の成長

近年、ローコード開発やノーコード開発と呼ばれる開発手が注目されています。

これらは、従来のプログラミング中心の開発に比べて、短期間でシステムを構築できる点が特徴です。

FileMakerは代表的なローコード開発プラットフォームの一つであり、企業の業務に合わせたアプリケーションを比較的短期間で構築できます。

また、API連携を組み合わせることで、外部システムと接続した高度な業務システムを作ることも可能です。

ローコード開発のメリットである「開発スピード」と「柔軟なカスタマイズ性」に加え、API連携による拡張性を備えていることから、FileMakerは多くの企業で業務改善のツールとして活用されています。

2.5. AI・外部サービス連携の加速

近年では、AIやさまざまなWebサービスを業務に活用する企業も増えています。

たとえば、生成AIを利用した文章作成やデータ分析、外部のクラウドサービスを利用したマーケティング支援などです。

こうしたサービスを業務システムと連携する際にも、APIが重要な役割を果たします。

APIを利用すれば、外部サービスと自社システムを接続し、データを自動でやり取りすることができます。

FileMakerはAPI連携によって外部AIやWebサービスと接続できるため、既存の業務システムに新しい機能を追加することも可能です。

このように、最新のデジタル技術と組み合わせて活用できる点も、FileMakerとAPI連携が注目される理由の一つです。

3. FileMakerとAPI連携で実現できる一元管理の具体例

FileMakerとAPIを組み合わせることで、さまざまな業務システムを連携し、データの一元管理や業務の自動化を実現できます。

これにより、手作業によるデータ入力や情報の分断を防ぎ、業務効率を大きく改善することが可能になります。

ここでは、実際の企業でよくある業務を例に、FileMakerとAPI連携によってどのような一元管理が実現できるのかを具体的に紹介します。

3.1. 会計システムとのAPI連携による売上データ統合

多くの企業では、販売管理システムと会計システムを別々に運用しています。

そのため、売上情報を会計ソフトへ手入力しているケースも少なくありません。

このような運用は、入力ミスや作業負担の増加につながります。

FileMakerと会計システムをAPIで連携すれば、売上データを自動的に会計システムへ反映することができます。

たとえば、次のような仕組みを構築することが可能です。

  • FileMakerの販売管理データから売上情報を自動取得する
  • 売上データをAPI経由で会計システムに自動登録する
  • 請求情報や入金情報を会計システムから取得する
  • FileMakerのダッシュボードで売上状況をリアルタイムに確認する

このような連携を行うことで、会計処理の手間を削減できるだけでなく、売上情報をリアルタイムで把握できるようになります。

3.2. EC・受発注システムとのAPI連携による在庫管理

ECサイトや受発注システムを利用している企業では、注文情報や在庫情報を複数のシステムで管理していることがあります。

この場合、在庫数の更新や注文データの反映が遅れ、在庫管理のミスが発生する可能性があります。

FileMakerとECシステムをAPIで連携することで、注文データや在庫データを自動的に同期できます。

具体的には、次のような運用が可能になります。

  • ECサイトの注文情報をAPI経由でFileMakerに自動登録する
  • FileMakerで在庫数を管理し、ECサイトの在庫情報を自動更新する
  • 商品マスタデータをFileMakerで一元管理する
  • 複数のECサイト(モール・自社EC)の注文情報をまとめて管理する

このように、FileMakerを中心にECデータを管理することで、在庫管理の精度を高めると同時に、受発注業務の効率化を図ることができます。

3.3. CRM・SFAとのAPI連携による顧客情報の一元管理

顧客情報は、営業活動やマーケティングにおいて非常に重要なデータです。

しかし、CRMやSFA、問い合わせ管理システムなど複数のツールを使っている場合、顧客情報が分散してしまうことがあります。

FileMakerとCRMやSFAをAPIで連携することで、顧客情報を一元管理することが可能になります。

たとえば、以下のような活用が考えられます。

  • CRMの顧客データをFileMakerへ自動同期する
  • 営業活動の履歴をFileMakerに集約する
  • 顧客の問い合わせ履歴や購買履歴を一画面で確認する
  • 営業担当者ごとの案件状況を可視化する

顧客情報が一元化されることで、営業担当者は必要な情報をすぐに確認でき、より効果的な営業活動を行えるようになります。

3.4. ChatGPTなどの外部AIとのAPI連携活用

近年では、AIを業務に活用する企業も増えています。

API仕様や認証方式に合わせた設計・実装は必要ですが、FileMakerとAIサービスをAPIで連携することで、業務の高度化や自動化をさらに進めることができます。

たとえば、以下のような活用が考えられます。

  • 顧客からの問い合わせ内容をAIで自動分類する
  • 議事録や報告書をAIで自動生成する
  • データ分析の結果をAIで要約する
  • FAQの回答候補をAIで作成する

このように、FileMakerに蓄積されたデータをAIと連携させることで、業務の効率化だけでなく、新しい価値を生み出すことも可能になります。

4. FileMakerとAPIを活用した業務改善の進め方

FileMakerとAPI連携による業務改善は、単にシステムを接続するだけでは成功しません。

重要なのは、現状の業務を整理したうえで、どのデータをどのシステムと連携させるのかを明確にし、段階的に導入していくことです。

また、システム導入後の運用ルールや改善サイクルまで含めて設計することで、業務効率化やデータ活用の効果を最大化できます。

ここでは、FileMakerとAPIを活用して業務改善を進める際の基本的なステップを解説します。

4.1. 現状業務の整理と連携ポイントの洗い出し

まず行うべきなのは、現在の業務フローを整理し、どのシステムでどのデータを管理しているのかを明確にすることです。

多くの企業では、複数のシステムやExcelファイルが併用されており、データが分散しているケースが少なくありません。

たとえば、次のような状況が見られることがあります。

  • ECシステムの注文情報をExcelに転記している
  • 営業管理システムと顧客管理システムで同じ顧客情報を管理している
  • 在庫情報を販売管理システムと別のツールで管理している
  • 会計システムへ売上データを手入力している

こうした状況を整理し、「どのデータをどのシステムと連携するべきか」を明確にすることが、API連携の第一歩になります。

4.2. API連携を前提としたFileMaker設計

次に重要なのが、API連携を前提としたFileMakerのデータベース設計です。

FileMakerを単なるデータ入力ツールとして使うのではなく、複数のシステムをつなぐ中心的なデータ基盤として設計することがポイントになります。

たとえば、以下のような設計を行うことが考えられます。

  • 顧客マスタデータをFileMakerで一元管理する
  • 商品マスタデータを統合し、ECや在庫システムと連携する
  • 受注/売上/在庫などの業務データを一つのデータベースで管理する
  • API連携を前提にデータ構造を整理する

このようにデータの構造を整理することで、複数のシステムとのAPI連携がスムーズに行えるようになります

4.3. スモールスタートによる段階的な統合

API連携によるシステム統合は、一度にすべてのシステムを連携させようとすると、開発期間が長くなり、プロジェクトの負担が大きくなります。

そのため、まずは影響範囲の小さい業務から連携を始める「スモールスタート」が効果的です。

たとえば、次のような進め方があります。

  • まずはEC注文データとFileMakerの連携から開始する
  • 次に在庫管理システムと連携する
  • その後、会計システムとの連携を追加する
  • 最終的に顧客管理や営業管理データも統合する

このように段階的に連携範囲を広げることで、業務への影響を最小限に抑えながらシステム統合を進めることができます。

4.4 運用ルールと権限設計の整備

システムを連携させるだけでは、業務改善が十分に機能しない場合があります。

重要なのは、データの管理方法や運用ルールを明確にすることです。

たとえば、以下のようなルールを決めておくことが重要です。

  • 顧客データはFileMakerをマスタとして管理する
  • 在庫データの更新は特定のシステムでのみ行う
  • API連携によるデータ更新のタイミングを決める
  • 部署や担当者ごとのアクセス権限を設定する

このようにデータ管理のルールを明確にすることで、システム連携後も安定した運用を維持することができます。

4.5 効果測定と改善サイクルの構築

FileMakerとAPI連携を導入した後は、その効果を定期的に確認し、改善を続けていくことが重要です。

業務改善は一度のシステム導入で完了するものではなく、運用を通じて最適化していく必要があります。

たとえば、次のような指標を確認することで、改善効果を把握できます。

  • データ入力作業にかかる時間の削減
  • 二重入力の削減数
  • 在庫管理や受発注ミスの減少
  • 売上や顧客データの可視化による意思決定スピードの向上

これらの指標をもとに業務フローを見直しながら、FileMakerとAPI連携の活用範囲を広げていくことで、より大きな業務改善効果を得ることができます。

5. FileMakerとAPI連携を成功させるための注意点

FileMakerとAPI連携を活用することで、複数のシステムを統合し、業務の一元管理や自動化を実現できます。

しかし、API連携は単にシステム同士を接続すればよいというものではありません。

セキュリティ対策やデータ管理のルール、システム設計などを適切に行わなければ、思わぬトラブルや運用負担につながる可能性があります。

そのため、API連携を導入する際には、事前に注意すべきポイントを理解しておくことが重要です。

ここでは、FileMakerとAPI連携を成功させるために押さえておきたい主なポイントを解説します。

5.1. セキュリティと認証設計

API連携では、システム同士がインターネットを通じてデータをやり取りするため、セキュリティ対策が非常に重要になります。

適切な認証やアクセス制御を行わなければ、データ漏えいや不正アクセスのリスクが高まる可能性があります。

特に、次のようなポイントに注意して設計することが重要です。

注意すべきポイント
  • APIアクセス時に認証トークンを利用する
  • HTTPS通信によるデータ暗号化を行う
  • APIのアクセス権限を適切に設定する
  • 不要なAPIアクセスを制限する

5.2. データ整合性とエラーハンドリング

API連携では、複数のシステム間でデータをやり取りするため、データの整合性を保つ仕組みを設計する必要があります。

システムごとにデータ形式や処理方法が異なる場合、データの不一致や登録エラーが発生するリスクがあります。

そのため、次のような点に注意して設計を行うことが重要です。

注意すべきポイント
  • データ形式の違いによる登録エラーを防ぐ
  • 同一データの重複登録を防止する仕組みを設ける
  • 通信エラー時の再処理ルールを設計する
  • エラー発生時のログ管理や通知の仕組みを整備する

5.3. FileMaker設計とAPI連携の役割分担

API連携では、FileMakerと外部システムの役割を明確にすることが重要です。

すべての処理を一つのシステムで行おうとすると、設計が複雑になり、運用が難しくなる場合があります。

そのため、次のような点を意識してシステム構成を設計する必要があります。

注意すべきポイント
  • 顧客や商品などのマスタデータの管理場所を決める
  • 会計処理など専門機能は専用システムに任せる
  • データ統合や分析はFileMaker側で行う
  • システムごとの役割を明確にして運用ルールを決める

5.4. API仕様変更への対応と保守体制

外部サービスとAPI連携を行う場合、API仕様が変更される可能性があります。

クラウドサービスでは機能追加やセキュリティ強化のため、APIの仕様が更新されることがあり、連携処理が影響を受けることもあります。

そのため、次のような点に注意して運用体制を整えることが重要です。

注意すべきポイント
  • APIのバージョン変更に対応できる設計にする
  • 認証方式変更への対応を想定する
  • 外部サービスのアップデート情報を定期的に確認する
  • API連携の動作確認を定期的に行う

5.5. パフォーマンスと拡張性の検証

API連携を導入する際には、将来的なシステム拡張も見据えた設計が重要です。

データ量やアクセス数が増加すると、処理速度やシステム負荷が問題になる場合があります。

そのため、次のような点を事前に検討しておく必要があります。

注意すべきポイント
  • API呼び出し回数制限を考慮する
  • 同時アクセス時の処理性能を検証する
  • データ量増加に対応できる設計にする
  • 将来的なシステム拡張を見据えた構成にする

6. FileMakerとAPI連携による一元管理を成功させるならブリエ

FileMakerとAPI連携を活用することで複数のシステムを統合し、データの一元管理や業務の自動化を実現できます。

しかし、実際に導入を進める際には、業務フローの整理やデータ構造の設計、外部システムとの連携仕様の確認など、専門的な知識が必要になる場面も少なくありません。

特に、API連携は単にシステム同士を接続するだけではなく、業務全体の流れを踏まえて設計することが重要です。

適切な設計が行われていない場合、データの不整合や運用負担の増加といった問題につながる可能性もあります。

株式会社ブリエでは、FileMakerを活用した業務システムの開発やAPI連携によるシステム統合を支援しています。

企業の業務内容や課題を丁寧に整理したうえで、最適なシステム構成を設計し、業務改善を実現するための開発を行っています。

たとえば、次のような課題に対応しています。

  • 複数の業務システムを連携し、データを一元管理したい
  • EC/会計/顧客管理などのデータを統合したい
  • 手作業のデータ入力を削減し、業務を自動化したい
  • FileMakerと外部サービスをAPIで連携させたい

このような課題を抱えている場合は、専門パートナーに相談することで、よりスムーズにシステム導入を進めることができます。

FileMakerとAPI連携による業務改善やシステム統合を検討している企業は、ブリエまでお気軽にご相談ください。

企業の業務内容に合わせた最適なシステム構築をサポートします。

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監修:神保 和匡

株式会社ブリエ代表取締役。Webデザイン、WordPress、Elementor、DTPデザイン、カメラマンなどを経て、FileMakerエンジニアとなる。企業の経営課題であるDX化、業務効率化、ペーパーレス化、情報の一元管理など、ビジネスニーズの変化に合わせてFileMakerで業務システムを開発し、柔軟に拡張して解決いたします。

【全国対応】株式会社ブリエは、企業の経営課題であるDX化、業務効率化、ペーパーレス化、情報の一元管理など、ビジネスニーズの変化に合わせてFileMakerで業務システムを開発し、柔軟に拡張して解決します。あらゆる業種や規模の企業、非営利団体、学校に固有の課題を解決するカスタムAppをご提案します。

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