システム開発をしていて、
- 開発途中で仕様がいまいちわからなくなってしあった
- チームでうまく連携が取れない
- 最初の設計と変わってしまい、現在の使用と困惑してしまう
こういった経験はありませんか?
そういった悩みを解決できる方法の一つとて、
UMLというシステムの設計書を作るための言語を紹介したいと思います。
また、言語といってもプログラミング言語ではなく
モデリング言語というもので学習コストも低く覚えやすいです。
UMLとは?
UMLとはUnified Modeling Languageの略で統一モデリング言語と訳されます。
さらに、世界中の開発者が使用しており設計書としてコミュニケーションが取れる
共通した言語として知られており
また、ISOやJISにもなっています。
UMLはウォータフォール開発、アジャイル開発にとても使用されており、
様々な効果が得られるとても便利な統一モデリング言語です。
開発手法についてはこちらをご確認ください。
※ISOは製品およびマネジメントシステム(ルールや体系などの仕組み)の国際規格を制定する「国際標準化機構」を指す語のこと。
※JISは日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のこと。
UMLの必要性
UMLはいわば設計書と同じです。
しかし、設計書を作成せずに
また、独自の設計書を作成しシステムを開発する。
というのは良く聞く話ですが大抵の場合、
それはうまくいきません。
システムに限らず、自動車の組み立てや楽器の作成、
また、自分たちが住んでいる家までもが設計書を作成し
開発されています。
では、なぜシステムは設計書を作成されないのか。
それは目で見てわかるかどうかだと思っています。
例えば、開発途中で設計書を違っていると自動車や楽器、
家は目で見て分かりますが
それとは対象に、システムは完成するまでわからなかったり、
専門知識がないとわからないことが多くあります。
したがって、その設計書の書き方を統一しようという考えで
生まれたのがUMLなのです。
UMLで作成される図
作成される図形には以下があります。
- ユースケース図
- オブジェクト図
- クラス図
- シーケンス図
- コミュニケーション図
- ステートマシン図
- アクティビティ図
- パッケージ図
があげられます。
多くてわからない、難しそう、と思うかもしれませんが
一つずつ理解していけばそれほど難しくないので安心してください。
また、別のブログで各図についても解説をしたいと思いますので
見てみてください。
また、
「UMLを勉強してみたい」
「興味が出た」
というかたは以下が学習におすすめです。
是非一読ください。
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評価版もございますので気になる方は下記リンクからお問い合わせください。
まとめ
必ずしも当てはまるわけではないですが、
昔のシステム開発は主にウォータフォール開発で
どんなシステムを開発するのか
また、どういった機能を入れるのかを念入りに設計し
開発、テストなどを行い
とても長い時間をかけてようやく
一つのシステムが開発されていました
しかし、最近ではシステム開発の高速化や多様化が求められ
大規模な開発や様々なサービスによるシステムの複雑化
が起こっています。
さらに、現在ではチーム間によるコミュニケーションも課題の一つと
なっており、リモートワークや外注、海外との開発によって
より難しくなっております。
そんな課題を解決してくれるツールを使い
より、質の高いシステムを開発しましょう。
また、株式会社ブリエではFileMakerでの開発を専門的にしており
様々な業種のシステムを開発しています。
システムの導入、DXで業務効率化を検討されていれば気軽にお問い合わせください。