
FileMakerエンジニア

「通勤に時間を取られず、自分のペースで働きたい」「地方に住んでいても、都市部の案件に関わりたい」
そんな働き方を望むFileMakerエンジニアにとって、在宅勤務・フルリモートは魅力的なポイントです。
しかし、FileMakerエンジニアの求人は他のIT職種と比べてやや特殊で、在宅可能な案件は限られています。
また、メリットだけでなく乗り越えるべき課題も存在します。
本記事では、在宅勤務・フルリモートを希望するFileMakerエンジニア向けに、求人の傾向や求められるスキル、働き方のメリット・デメリット、求人の探し方までを徹底解説します。
新しい働き方がしたいFileMakerエンジニアの方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
1. 【FileMakerエンジニア】求人の傾向

FileMakerエンジニアの求人には、一般的なエンジニア職種とは異なる独自の傾向があります。
ここからは、在宅勤務の可否や未経験者の受け入れ、求人の種類など、働き方やキャリア形成に関わるポイントを整理してご紹介します。
1.1 完全在宅(フルリモート)の求人は少ない
FileMakerの開発案件は、クライアントの業務システムと密接に関係していることが多く、セキュリティ面での懸念から、フルリモートを許可していない企業もあります。
また、FileMaker自体がノーコード/ローコードでの開発環境であるため、少人数のチームで進行することが多く、密なコミュニケーションが重視される傾向にあります。
働き方の多様化により、リモートワークを導入する企業が増加傾向にありますが、週に数回の出社が必要になるなど、フルリモートが可能な求人は少ないのが実情です。
1.2 未経験でも応募可能な求人がある
FileMakerは学習コストが比較的低く、開発未経験からでもスタートしやすいのが特徴です。
そのため、「未経験歓迎」とする求人も存在します。
特に、以下のような背景を持つ人は歓迎されやすい傾向があります。
- 他のアプリケーションや言語での開発経験がある
- 業務改善に携わった経験がある
- データベースや業務フローに関する知識がある
こうしたスキルや経験があれば、FileMakerエンジニアとしての素地があると見なされ、未経験でも採用に至るケースがあります。
1.3 求人の種類が豊富
FileMakerエンジニアの求人は、業務内容が多岐に渡ります。
- 顧客管理システムの構築
- 営業支援ツールの開
- 在庫管理アプリの制作
- iPadやiPhoneと連携したアプリケーション開発
- 他システムとのAPI連携構築
こうした開発案件は、業種や業務フローに応じて設計・開発のアプローチも異なります。
そのため、SE(設計や要件定義)、PG(実装)、PM(進行管理)など、それぞれのポジションで求められる役割も明確に分かれています。
SEの役割は、クライアントの業務課題を把握し、それをFileMakerでどう解決するかを設計することです。
要件ヒアリングから仕様策定までを担うため、業務理解力やコミュニケーション能力が問われます。
特に顧客管理システムや営業支援ツールのような業務系アプリでは、業務フロー全体を見渡した設計が必要です。
PGは、SEがまとめた仕様を元にスクリプトやレイアウトを構築していく実装担当です。
Web対応やモバイル連携など、SEの定めた仕様を実現するための設計と開発を行います。
処理速度の向上や、他者が見ても分かりやすいなど、技術的な工夫が求められます。
PMはプロジェクトの責任者です。
複数の案件を並行管理しながら、完成させることが求められます。
メンバーの選定や進捗・品質の管理、クライアント対応を一手に担います。
特にフルリモート環境下では、高い管理能力が必要となります。
求められるスキルや対応範囲が異なるため、自分の得意分野やキャリア志向に合わせた求人を見つけやすいのが特長でしょう。
2.【FileMakerエンジニア】フルリモートで求められるスキル・知識

FileMakerエンジニアとして在宅で働くには、技術力だけでなく、コミュニケーション能力や自己管理能力も求められます。
ここでは、具体的にどのようなスキルや知識が必要とされるのかを解説します。
2.1 技術的スキル
FileMakerプラットフォームに関する基礎知識はもちろんのこと、以下のような技術的スキルが必要です。
- ユーザの操作に応じた自動処理の組み込み
- 蓄積されたデータの集計処理の設計
- 適切なリレーションの構築
このような業務フローの自動化をFileMakerで実装するには、スクリプトステップの構造やトリガーの挙動に精通しておく必要があります。
特にPGやSEには、このスクリプトを「保守性高く、誰でも読みやすい形」で書けるスキルが求められます。
PMの場合でも、スクリプトの構成や機能設計の全体像を理解しておくことで、スケジュールの精度が上がります。
さらに、以下のようなスキルや知識があればエンジニアとして高く評価されるでしょう。
処理速度の向上 | FileMakerは開発者の裁量で自由な設計が可能です。 しかし、その設計方法によって処理速度は大きく変わってしまうことがあります。 必要な仕様を満たしたうえで、ユーザが満足する速度で処理が実行できるような設計を行うスキルは非常に重要です。 |
レイアウト設計/UI/UXへの配慮 | 業務効率に直結するのがUI設計です。 ボタン配置、フォントサイズ、レイアウトのグルーピングなど、ユーザー視点で設計された画面は、導入後の定着率を大きく左右します。 PGはこのレイアウトを実装する立場として、FileMakerのオブジェクト管理やグリッド配置機能を使いこなす力が求められます。 SEはUI設計の段階で業務フローと合致しているかを精査する立場にあります。 |
バージョン管理 | スクリプトや設計情報の履歴管理を行う運用体制が整っていると、チーム開発がスムーズです。 FileMakerの構造上、スクリプトやレイアウトの変更点を追うのが難しいため、変更履歴やメモを残す運用スキルも必要になります。 リモート環境では「誰が・いつ・何を変更したのか」が可視化されていないと、トラブルが起きた際に対応が遅れる原因となるので注意が必要です。 |
2.2 コミュニケーションスキル
在宅勤務ではメールやチャット、Web会議などの手段でコミュニケーションを取ることになります。
しかし、対面での会話と比較すると情報量が大幅に減少し、生産性に影響を与える課題と認識されています。
- 問題点の報告
- 作業の進捗
- クライアントからのフィードバック要約
こういったコミュニケーションは日々発生しますし、スムーズな伝達が欠かせません。
そのため、以下のようなスキルがあると重宝されます。
会話のスキル | オンライン会議ツールを使った打ち合わせでは、相手の反応が読みづらい分、簡潔で明確な話し方が求められます。 とくにSEやPMはクライアントと直接やり取りする場面が多く、聞き取りの正確さや共感を持った対応が信頼構築に直結します。 「言いたいことをうまく伝えられるか」だけでなく、「相手が本当に困っていることを引き出せるか」が重要です。 |
文章力 | リモートワークの場合は、コミュニケーションにはチャットツールを使うことが一般的です。 非対面であったり文字だけのコミュニケーションであったりするため、誤解が生じることも少なくありません。 |
特にPMやSEは議事録・仕様書・マニュアル作成などの機会も多く、文章のロジカルさが強く問われます。
2.3 独学でのスキルアップ
在宅勤務では、上司や先輩から仕事を学ぶ機会が少なくなりがちです。
そのため、学習意欲を高く持って独学でスキルアップすることが求められます。
その点、FileMakerはキャッチアップしやすい開発環境であり、以下のような学習リソースが整っています。
- Claris公式ドキュメント
- 各種オンライン講座
- 技術ブログやコミュニティ
また、Claris 技術者試験といった公式資格を取得することで、スキルの証明にもつながります。
2.4 問題解決能力
FileMaker開発は、依頼されたものを作るだけではなく、業務上の課題をどう解決するかを考える業務コンサルティング的な側面もあります。
たとえば、「顧客管理を効率化したい」という要望に対しては、以下のような具体的なアプローチが必要です。
- ヒアリングで業務のムダや情報の分断を可視化
- 部署ごとの業務フローを整理し、共通の顧客データベースを設計
- 手作業の帳票・レポートは自動化して作業負荷を軽減
このような力は特にSEやPMに求められる要素です。
相手の課題を言語化し、最も効果的な機能で解決するための行動ができる人は高く評価されます。
PGであれば、仕様に対して「もっと良い方法があるのでは?」と自ら考え、提案する姿勢があるとステップアップにもつながります。
3. 【FileMakerエンジニア】在宅で働くメリット

在宅勤務は、通勤の負担がなく自由度の高い働き方ができるという点で魅力的です。
ここからは、FileMakerエンジニアが在宅勤務・フルリモートで働くことで得られるメリットを、実際の働き方や環境面から詳しく紹介します。
3.1 自由な働き方ができる
在宅勤務では、基本的に一人での作業になります。
人間関係に煩わされることがなく、自分の仕事に専念できます。
また、電話のコール音や周囲の話し声など、集中を妨げる要素が少ないことは大きな魅力です。
- 電話対応や接客に時間を取られず、開発作業に集中できる
- 人間関係に悩まされることが少なくなる
- 作業プロセスの自由度が高く、自分のペースで進め
特に開発作業では集中力を必要とします。
集中を妨げる要素を減らすことで、業務効率の大幅な向上が期待できます。
3.2 通勤のストレスがない
フルリモートでは、毎日の通勤が不要になります。
これは心身への負担を大きく軽減するだけでなく、1日あたり1〜2時間分の時間を自由に使えるようになるという大きなメリットがあります。
- 満員電車による心身のストレス
- 雨や雪など悪天候時の移動負担
- 朝の出勤準備にかかる時間と気疲れ
特に都市部で勤務していた方の場合はこのようなストレスが積み重なり、心身の疲労や仕事のパフォーマンス低下につながることもあるでしょう。
フルリモートではこれらの負担をすべて回避でき、そのぶん「集中」「学習」「リラックス」の時間に充てられるのが大きな魅力です。
FileMakerのように集中して設計やスクリプトを書く作業が多い職種では、通勤ストレスがないことがダイレクトに生産性向上に結びつきます。
3.3 自分に合った作業環境を作れる
在宅勤務には、作業環境を自分の好みに合わせて構築できるという強みがあります。
FileMaker開発は、集中力と視認性が求められる作業が多いため、最適な作業環境を整えることが業務の質に直結します。
- デュアルモニターや大型ディスプレイで快適な画面操作
- 人間工学に基づいたチェアで長時間の作業も疲れにくい
- BGMや室温、照明も好みに合わせて調整可能
SE・PGであれば特に、設計・実装中に頻繁に画面の切り替えを行うため、大きなモニターやキーボード配置ひとつで作業効率が大きく変わります。
複数ツールを同時に扱うことが多いPMの場合は、マルチディスプレイ環境によってコミュニケーション精度の向上が期待できるでしょう。
企業によっては、より良い労働環境の整備のために、在宅勤務手当や備品購入補助を支給しているところもあります。
3.4 地方在住者でも都市部のプロジェクトに参加できる
従来の働き方では、「東京や大阪といった都市部に住んでいなければ、レベルの高いIT案件に関わるのは難しい」という現実がありました。
しかし近年は、働き方の多様化により、地方や海外に住んでいてもハイレベルなプロジェクトに参加できる時代になっています。
特にFileMakerは中小企業のDX(デジタル化)に活用されるケースが多く、地方にも導入ニーズがありますが、専門人材は都市部に集中しているのが実情です。
このギャップを埋めるのが、フルリモートで活躍するエンジニアの存在です。
- 地方に住みながら都市部の案件に参画可能
- 時差を活かして海外在住のエンジニアが夜間対応
- 地域の生活コストを抑えながら都市部並みの報酬を得る
こうした働き方は、技術があればどこにいてもチャンスを得られるという実感とモチベーションにもつながります。
地方にいながら都市レベルのスキルを伸ばしたい方にとって、全国対応のフルリモート求人は非常に貴重な存在です。
4. 【FileMakerエンジニア】フルリモートで働くデメリット

在宅勤務には働く上での課題も存在します。
FileMakerエンジニアとして在宅勤務を続ける上で注意したいポイントと、その解決策をご紹介します。
4.1 情報不足になりがち
在宅勤務では、オフィスのように「ちょっと隣の人に聞く」「廊下で軽く話す」といった気軽な情報共有ができません。
そのため、業務に必要な情報が自然に入ってこないという課題に直面しがちです。
非言語的な空気感が開発に影響する場面もあるため、情報不足が品質や進捗に直結することも考えられます。
職種 | 課題 |
SE/PM | 要件定義や仕様変更など、最新情報をリアルタイムに把握できないと、設計ミスや認識のズレが起きやすくなる。 |
PG | 不明点をすぐに解消できず、作業の手が止まる場合がある。 |
- ビジネスチャットで「チャンネル分け」と「タグ付けルール」を明確にする
- ビデオ会議ツールによる朝会・夕会の実施で進捗と課題を共有
- クラウドツールを活用して情報を構造化して可視化する仕組みを整える
非対面でも風通しの良い環境作りに力を入れているため、情報共有のしくみが整っていて、リモートワークの不安を最小限に抑えられます。
4.2 自己管理能力が求められる
裁量が大きく、スケジュールやタスク管理を自分でコントロールできる反面、自分に甘くならない意識と仕組みが求められます。
たとえば、「今日は気が乗らないから後回しにしよう」と先送りにしているうちに納期が迫り、結果的にチームやクライアントに迷惑をかけてしまう……という事態も起こりやすいものです。
職種 | 課題 |
SE/PM | 複数の関係者の予定調整やタスク割り振りが難しくなることがある。 |
PG | 自己完結型の作業が多く、進捗の見えづらさから放置されやすい。 |
- タスク管理ツールを活用し、「見える化」と「可視化されたチェック機能」を導入
- 自分の中での始業・終業ルールや作業リズムを作る
- デイリーでの進捗報告やチームへの共有で自分を律する仕組みをつくる
タスク管理ツールを活用し、プロジェクトごとの進捗や担当タスクを可視化し、各メンバーの作業状況が一目で把握できるようにしています。
4.3 対面コミュニケーションができない
在宅勤務の最大の課題の一つが、人と会わないことで生まれる心理的な距離感です。
ちょっとした相談がしづらい、アイデアを雑談ベースで広げにくい、相手の感情や表情が読み取りづらいといった感覚のずれが蓄積すると、孤立感や疎外感、チームワークの低下といった問題を引き起こしかねません。
職種 | 課題 |
SE/PG | 分からないことが聞きづらく、独断で進めてしまうケースが増える。 |
PM | チームの温度感や問題の芽に気づきにくくなる。 |
- 雑談タイムや週1の雑談ミーティングを設ける
- オンラインホワイトボードを活用したリアルタイムな意見交換
- 定期的な1on1で、業務外の不安や相談にも対応する風土を作る
自由参加の雑談ミーティングを定期開催するなど、気軽なコミュニケーションを大切にしています。
4.4 運動不足になりやすい
在宅勤務になると、「外に出る理由がなくなる」「1日中座りっぱなしになる」という状況が生まれやすくなり、気づかないうちに体調を崩すリスクがあります。
特にFileMakerエンジニアは長時間のPC作業が中心であるため、腰痛・肩こり・目の疲れ・運動不足による体重増加など、健康への影響が顕著になりがちです。
身体を動かさないことは、メンタルの落ち込みにもつながります。意識的に「運動」「日光を浴びる」「人と話す」時間を取ることが、心身のバランス維持につながります。
- 毎朝15分のストレッチやヨガなどを習慣にする
- タイマーで1時間ごとに立ち上がり・軽い運動を挟む
- スタンディングデスクやバランスチェアの導入
- 通勤に代わる「朝の散歩」や「昼休みのウォーキング」を取り入れる
5. 【FileMakerエンジニア】在宅勤務に向いている人の特徴

メリットがあるとはいえ、全ての人にとって在宅勤務が最適とは限りません。
在宅勤務でも成果を出せるFileMakerエンジニアには、共通する性格や特性があります。
ここでは、在宅勤務・フルリモートに向いている人の特徴を具体的に解説します。
5.1 一人でも作業を進められる人
在宅勤務では、物理的な管理者や上司の目がないため、「何をすべきか」を自分で判断し、自律的に動ける人が活躍します。
FileMaker開発は、一つひとつの処理を組み立てながら構築していく工程が多く、誰かが逐一指示を出してくれるわけではありません。
とくに在宅では、以下のような場面が日常的にあります。
- タスクの優先順位を自分で判断する
- 不明点があった場合に、ドキュメントや過去ログを調べて自力で解決する
- 必要に応じてチャットで質問や報告をタイムリーに行う
こうした行動が自然にできる人は信頼されやすく、活躍するチャンスが大いにあるでしょう。
5.2 設計から運用まで一通りの知識を持つ人
FileMaker案件は、中小企業の業務システム改善や、スタートアップのスピード開発案件など、小規模〜中規模プロジェクトが中心です。
そのため、要件定義から開発、テスト、運用保守まで対応できる人材が非常に重宝されます。
特にフルリモートの場合では、仕様を横断的に読み解くことの重要性が高くなります。
- クライアントの要望を「要件」としてまとめる
- データベース構造やスクリプトの実装
- 動作テストやリリース後の不具合対応
全体の工程を理解していれば、「この仕様は実装しにくいのでは?」「この設計ならメンテナンスしやすい」といった視点で提案も可能になり、チーム全体の品質やスピードにも良い影響を与えます。
5.3 相手の要望をしっかり聞き取れる人
在宅勤務の場合は対面に比べて表情や空気感が伝わりづらく、言葉の解釈にズレが生じやすいのが大きな課題です。
「聞いたつもり」「わかったつもり」が大きなミスにつながることもあるでしょう。
こうしたリスクを防ぐには、以下のようなヒアリング・確認スキルが求められます。
- 相手の話を遮らず、最後までしっかり聴く
- 曖昧な部分をそのままにせず、繰り返して確認する
- 聞いた内容を自分の言葉で要約して返す
- 会話内容を文書に起こして、共有や記録を残す
特にSEやPMは、クライアントの業務課題を正確に把握し、仕様として落とし込む力が必要です。
ヒアリングの精度が、プロジェクトの成否を大きく左右すると言っても過言ではありません。
5.4 納期や品質を守る責任感がある人
在宅勤務では働いている姿が見えないため、成果物やアウトプットがすべてを物語ります。
約束した納期を守る、品質を保つという当たり前のことが、信頼構築に直結するのです。
リモート環境におけるプロ意識は、以下のような行動に現れます。
- 作業が遅れそうな場合、早めに相談・報告する
- 要求された内容+αで納品し、価値を上乗せする
- 納品物のチェックを怠らず、バグや抜け漏れのない状態で提出する
特にFileMakerの開発では業務に直結するシステムを扱うため、「動けばいい」では済まされません。
エラー処理やUI配慮など、細部への責任感が問われます。
PGやSEにとっては技術的な丁寧さとして、PMにとっては進行管理の厳密さとして現れるでしょう。
6. 【FileMakerエンジニア】フルリモートができる求人の探し方

在宅勤務を希望するFileMakerエンジニアにとって、希望に合った求人を見つけることは大きな課題です。
ここでは、転職サイトやSNS、企業への直接アプローチなど、具体的な求人の探し方を紹介します。
6.1 転職サイトでの検索
在宅勤務が可能なFileMakerエンジニアの求人を探すうえで、最もスタンダードな手段が転職サイトの活用です。
「FileMaker」「在宅」「フルリモート」などのキーワードを組み合わせて検索することで、自分の希望条件に近い案件を効率よく見つけることができます。
たとえば「勤務地:全国」「勤務形態:完全在宅」などのフィルターを設定すると、地方在住でも応募可能な求人が絞り込みやすくなります。
ただし「在宅勤務可能」と書かれていても「週1出社必須」などの条件付きリモートの場合もあるため、募集要項の確認は欠かせません。
応募の際には、自身のスキルやFileMakerでの実績、開発スタイルを丁寧に伝えることで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
6.2 SNSでの情報収集
近年、SNSを通じて求人を探すエンジニアも増えています。
特にFileMakerのようなニッチな開発分野では、SNSでしか出会えない「非公開求人」や「社内紹介枠」が存在することも珍しくありません。
SNSを活用する際のポイントは、受け身ではなく、情報を自ら取りに行く姿勢です。
企業の公式アカウントをフォローしたり、気になる投稿にリアクションしたりすることで、カジュアルなやり取りに発展することもあります。
6.3 システム開発会社への問い合わせ
求人情報が表に出ていない場合でも、自分からアプローチすることでチャンスが広がるケースもあります。
アプローチする際は、企業のホームページや採用情報ページ、お問い合わせフォームから連絡を取るのが一般的です。
FileMakerでの実績やポートフォリオ、希望する働き方を丁寧に伝えることで、企業側の興味を引きやすくなります。
また、自社でFileMakerを活用している企業や、Clarisパートナーとして実績のある開発会社に問い合わせるのも有効でしょう。
こうした企業では、「即戦力となるエンジニア」を求めていることが多く、自ら動ける人材は歓迎されやすい傾向にあります。
7. FileMakerエンジニアとして完全在宅(フルリモート)で働きたいなら「ブリエ」

「リモートでFileMaker案件に携わりたい」「安心してスキルを伸ばせる環境で働きたい」
そんな希望をお持ちの方には、株式会社ブリエがおすすめです。
ブリエは、完全在宅勤務を前提としたFileMakerエンジニアを募集しており、勤務地を問わず全国どこからでも応募が可能です。
社内の教育体制が整っており、FileMaker認定資格の受験料補助制度や個人成長戦略評価制度など、スキルアップを支援する制度が充実しているのも特長です。
さらに、年2回の親睦&リフレッシュ社内研修制度があり、社員同士のコミュニケーションを深める機会も設けられています。
在宅勤務でも孤立することなく、チームの一員として安心してプロジェクトに関わることができますので、在宅勤務が初めてと言う場合でもご安心ください。
- 完全在宅/全国対応OK
- 未経験歓迎・教育サポートあり
- 柔軟な働き方とライフスタイルの両立
- クライアント直案件多数で安定稼働
FileMakerエンジニアとしてのキャリアを、自由な働き方の中で伸ばしていきたい方は、ぜひ一度、株式会社ブリエの求人情報をご覧ください。

株式会社ブリエ代表取締役。Webデザイン、WordPress、Elementor、DTPデザイン、カメラマンなどを経て、FileMakerエンジニアとなる。企業の経営課題であるDX化、業務効率化、ペーパーレス化、情報の一元管理など、ビジネスニーズの変化に合わせてFileMakerで業務システムを開発し、柔軟に拡張して解決いたします。
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