FileMakerエンジニア
今年も虎ノ門ヒルズフォーラムにてClarisカンファレンス2025が開催されました。
当社もFileMaker(ファイルメーカー)で受託開発を行う企業として、社員研修の一環として参加してきました。
カンファレンスでは最新の技術情報や様々なテクニックが開示され、当社の技術力向上へと繋がる知見を得てまいりました。
それと同時に、社員間のコミュニケーションを深める機会でもありました。
当社はフルリモート勤務体制ですので、普段はテキストやモニタ越しでの会話となっています。
普段とは違って直接顔を合わせて行われる交流により、社員間の相互理解が高められたのではないでしょうか。
今回のブログは、そんなコミュニケーションの様子をお伝えしてまいります。
ブリエがどんな会社なのかを知っていただく一助になれば幸いです。
目次
1. Clarisカンファレンス
Clarisカンファレンスとは?
Clarisカンファレンスは、年に1回Claris社が開催するイベントです。
- ローコード開発プラットフォーム Claris FileMaker
- ワークフロー自動化サービス Claris Connect
- データ収集・可視化のためのWebアプリ作成ツール Claris Studio
Claris社のこれらの製品を使って業務効率化や DX を目指す方や、アプリ内製化に取り組む方、高速開発ツールを探されている方、Claris が認定する Claris パートナーへの相談を希望する方のための総合イベントです。
昨年開催されたClarisカンファレンス2024の様子はこちらで確認いただけます。
Claris FileMakerとAIの可能性
今回のセッションでは、やはりAI関連の情報が多かったですね。
どのセッションも興味深い内容となっており、時間が許すなら全て参加させて頂きたいところでした。
残念ながら一部のセッションしか参加は出来ませんでしたが、お客様にとっても当社の開発においても、大いに可能性を感じられる内容でした。
尚、当社でもAI関連の研究は行っています。
AIの代表的技術でもあるディープラーニングを用いた顔認証のブログも書いていますので、ご興味がありましたらご覧ください。
セッションスピーカーとして登壇
AI以外の情報としては、Claris Studio関連のセッションも多かった印象です。
これは、フォームの作成や集計を簡単に作成することが可能なツールで、Claris FileMakerやClaris Connectと連携することで、作成可能な機能の幅が大きく広がる可能性があります。
実は今回のカンファレンスでは、当社の諏訪田がセッションスピーカーとして登壇しました。
「Claris FileMaker × Claris Connect × Claris Studio で実現するメールマーケティングの自動化」というテーマのセッションで、業務の手間を大きく軽減することが可能です。
実際に当社の問い合わせフォームはこうした自動化技術を用いて設計して、大きく業務負担を軽減しています。
ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
2. 懇親会
当社はフルリモート勤務の会社となっています。
そのため、普段はチャットでのやり取りがメインで、顔を合わせるのもモニタ越しになります。
この社員研修のように直接顔を合わせる機会は貴重ですので、これを機にしっかりと人間関係を深めたい所です。
初めて顔を合わせる方もいますので、しっかりコミュニケーションを……と思ったのですが、意外に皆さん違和感なく会話されていました。
それでも、やはり直接の会話は盛り上がるようで、一層の親睦を深められたようです。
また、当社では社員の在住地が日本全国に点在し、更にはオランダからの勤務者もいます。
そうした特徴を活かして、各地の名産を持ち寄ったお土産交換は大いに盛り上がるポイントです。
お土産選びは意外に悩まされましたが、こんな機会でもなければ食べられないものも多く、非常に面白い取り組みだと感じます。
懇親会の最後は社員の表彰が行われました。
今期のMVPが表彰され、トロフィーと豪華副賞が贈呈されました。
納得の人選ですが、来期こそは自分が、と奮起させられますね。
今年はMVPの他に、売上賞、ベストサポート賞も用意されました。
特にベストサポート賞は裏方業務の評価であり、目に見えづらい業務を評価頂けることは大変ありがたいことです。
会社としての懇親会はここまででしたが、飲み足りない人たちは次のお店へ……。
夜遅くまで、皆さんしっかり交流を深められたようで何よりです。
3. 金継ぎ体験
懇親会の他に、コミュニケーションの一環として、金継ぎ体験も催されました。
金継ぎとは?
金継ぎとは、割れたり欠けたりした陶磁器を接着し、金粉などで装飾する日本の伝統的な修復技法だそうです。
伝統的な本漆金継ぎを行う場合は1~2か月以上かかるそうです。
今回の研修では、当然そこまで時間をかけられないので、簡易金継ぎという手法で体験してきました。
金継ぎの手順
今回体験したのは、割れおよび欠けの補修となります。
大まかな手順は以下の通りです。
- 接着剤で割れた断面の片側に接着剤を爪楊枝でつける
- ずれが無いように貼り合わせる
- 接着剤が半乾きしたら、はみ出た接着剤を取り除く
- 欠けた部分にパテを盛る
- パテが固まってきたらカッターや鑢で滑らかになるまで仕上げる
- 金継ぎ用レジンを筆で加飾する
金継ぎの体験
用意された割れた陶器を選んで、いざ金継ぎ体験を始めます。
苦労しながらも楽しみながら体験が出来たようです。
最後は皆さん綺麗に仕上がりました。
さいごに
以上で社員研修レポートは終了です。
どうでしょうか、当社の雰囲気は伝わりましたか。
年齢も居住地域も様々な当社社員ですが、新たな学びを得ながら、社員のコミュニケーションもより深めることができました。
株式会社ブリエでは、FileMakerを活用したシステム開発や運用支援を行っています。
お客様に最善の提案ができるよう、常に新しい技術を学び続けています。
業務システムに関してお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
株式会社ブリエのプログラマー。FileMakerの特徴である直感的な操作性や柔軟性を最大限活用しながら、自身が経験した業務効率化や課題解決のノウハウを活かして、現場の隠れたニーズに応えていきます。特に「使いやすさ」を重視した開発を心がけ、現場の声を反映したシステム構築を意識しています。









