FileMakerエンジニア
Claris FileMaker 技術者試験 Expert Developer(CFED-3)
を先日受験し受験までの準備や
終わった後の課題を簡単に解説したいと思います。
試験内容に関しては公開が不可となっているので
可能な限りの内容をお伝えできればと思います。
目次
受験してみた感想
今回は、4段階ある認定試験のうち3つ目となる
「Expert Developer(CFED-3)」
に挑戦しました。
(2024年10月24日時点では、この段階のみ受験可能でした。)
残念ながら結果は
不合格でしたが、
合格基準は公開されていないものの、
全体の68%の得点は確保できました。
試験形式は選択問題で、
3〜5つの選択肢の中から
1つまたは複数の正解を選ぶ形式です。
特別な操作は必要なく、
マウスがあれば十分に対応できました。
試験内容は、
FileMakerの基礎から応用、
サーバーやWebDirectに関するものまで幅広く出題されましたが、
ヘルプには載っていない実践的な知識が問われる場面もありました。
まさに、日々の業務でFileMakerを使いこなしている実務者向けの試験と感じました。
基本的な内容はそれほど難しくありませんでしたが、
「そういえば、その機能はどうだっただろう?」
と感じるような、
関数の細かい動作や計算式の挙動に関する問題
また、2つの動作の比較で
それぞれどのように動くかなど
少々実務の中で課題になるであろう問題が少し難しいと感じました。
また、サーバーやセキュリティに関する問題も含まれており、
これらの分野は特に重点的に
学習しておく必要があると感じました。
普段の開発では、
調べながら進めることができる部分も多いですが、
試験ではそういった細かい動作まで
しっかり理解しておく必要があるため、
改めて検証してみることも有益かもしれません。
受験方法
今回私が受けたのは
ピアソン VUE カスタマーサービス
を利用しオンラインで受験いたしました。
こちら
にアクセスしアカウント作成をすることで
受験の予約が可能になります。
アカウント作成
アクセスすると画像のような画面にいきますので
アカウント作成をクリックします。
するとプライバシーポリシーに関する
同意が求められます。
受験は監視カメラによって監視される
などの内容になります。
同意すると個人情報の入力をします
その後は連絡先の情報の入力など入力し
登録するとメールが届きますので
届いたメールのURLからパスワード設定をすると完了です。
バウチャーの購入
アカウント登録した流れで試験の予約もしたいところですが
受験を決めましたら先に
バウチャーの購入が必要です。
私は予約を先にしてしまい、最後の入力で
バウチャーの番号を求められ二度入力しました。
バウチャーの購入はこの画面から行うことができます。
Expert Developer(CFED-3)は一回の受験で17.600円(税込)で受験が可能です。
購入したらメールが届きますので
届いたらPearson Codeというのがバウチャーの番号になりますので
これをメモしておきましょう。
試験の予約
試験の予約には
登録したアカウントで
ピアソン VUE カスタマーサービスにログインします
ログインをするとダッシュボードにいきますので
試験を予約のカタログのところに
リンクがありますのでこれをクリックします
次に今回はオンラインで受験しますので
オンラインを選択します。
選択しましたら受験までの準備や注意事項が
表示されますので
問題なければ次に進みます。
次はアンケートが表示されますので
必要項目を入力し次へ
次はポリシーに関する同意と
受験までの準備や注意事項がありますので
ここはよく確認しておいた方が良いでしょう。
次に試験監督の言語を選択し
タイムゾーンと試験日、時間を選択していき予約するをクリック
内容の確認が出ますので
問題なければ次へ進みましょう。
次へ進むとバウチャーの入力が出ますので
メモしていたバウチャーを入力し完了となります。
受験日当日
受験日当日は30分前から入室が可能です。
というより30分前にしたほうが良いです。
理由は
試験前の確認に時間が思ったよりもかかります。
準備は何をするのか
まずは携帯でチェックインをします。
チェックインでは
身分証と
部屋(前後左右)の
写真をアップする必要があります。
チェックインができると
試験監督が確認しに回ってきますので
順番を待ちます。
ここで画面上に順番が表示されます。
順番が回ってくると
PCのカメラの移動をお願いされ
まずは正面の受験スペースから確認が入り
後ろ、左右と全てチェックされます。
何もなければ問題ないですが
手の届く範囲にエアコンのリモコンや電子機器があれば
移動を求められ
移動した先を映す必要があります。
また、サブモニターや使用しないマウス、キーボードがある場合は
何か布で被せたり移動を求められるので
モニターがある場合は布を準備しておきましょう。
受験中
試験は50問85分の形式で
時間はだいぶ余裕がありますので
焦らず解くのが良いでしょう。
また、おすすめとしては
各問題の右上に後で見直す
というボタンがありますので
自信がない問題や解らなかった問題をチェックしておくと
後ほどの確認がスムーズにできます。
私は20分ほど見直しに時間がありました。
見直しが終わると試験の時間が残っていても
終了することができ
終了することで結果がすぐにわかります。
まとめ
私自身FileMakerの試験自体が初でしたので
どんな勉強をすればいいか
どんな問題が出るのか
学習ガイドでしかわかりませんでしたが
今回の試験でどんな学習や自分に足らない部分が見えました
試験としては気軽に自宅で受けられるので皆さんもぜひ受験してみてください。
自信がない方はもうすぐ公開される
Basic Developer(CFBD-1)やAdvanced Developer(CFAD-2)からの受験も良いでしょう。
認定資格を合格することでデジタルバッチを手にすることができますので
ぜひチャレンジしてみてください。
多岐にわたる業種での経験を経て、現在はFileMakerを中心に活躍中のエンジニアです。ローコード開発を得意としながらも、Django、React、Flutterなどの技術にも挑戦し、幅広い開発スキルを習得。常に自分の技術を磨き、より良いソリューションを提供できるよう、継続的にスキルアップを図っています。多彩な技術を駆使して、クライアントのニーズに応える柔軟性と、迅速かつ効果的な開発力が強みです。